Acupuncture office Kyuubi

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肩こりの原因

肩こりとは簡単に言ってしまうと
筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋など)の
持続的緊張により老廃物が蓄積した
結果により起こる不快感です。

この筋肉の持続的な緊張である
肩こりを引き起こす原因は
多数存在します。

1)長時間の同姿勢
長時間のデスクワークや勉強など
☝たまには思い切ってインターバルを
とることも必要です。

2)心因性
筋肉はストレス、精神的緊張や
不安から緊張してしまう性質を
もっています。
☝うつ病が肩こりという形として
現れることもあります。

3)冷え
筋肉は冷えると体温を外部に
逃がさないように収縮する性質を
もっています。
☝寒い季節はマフラーをしたり
フードが付いているジャケット
(被らなくても肩に乗っかっている
だけで暖かい)を着ると良いですね。
夏場はクーラーに要注意です。

4)筋力の低下
極端な話、両腕をぶら下げているだけで
地球の重力に負けて疲れてしまう
といった感じです。
☝やはり無理のない範囲で
筋肉を鍛える必要があります。
腕立て伏せが出来なければ
壁に手をついて行ったり
軽めのウエイトで
ショルダーシュラッグ
(ダンベルや鉄アレイを両手に
持ち肩・肩甲骨を上方に上げる
トレーニング)などが
オススメです。

5)不良姿勢
猫背になり顔を前に突き出していると
頭の重さが前方にかかってしまい
それを支えようとして
首肩の筋肉に無理な負担がかかります。
☝顎を引いて肩甲骨を少し内側に
引き寄せるように意識しましょう。
たまに、ガラスなどに映るご自分の姿を
見て姿勢をチェックして下さい。

6)嗜好品の過度な摂取
お酒、タバコ、コーヒーなどの
過度な摂取は交感神経を
刺激して血管や筋肉を
収縮させてしまい
肩こりを引き起こします。
☝無理に我慢すると逆にストレスが
貯まってしまうこともありますので
ほどほどに嗜みましょう。

7)頚椎椎間板ヘルニア
肩こりとともに手の痺れ
握力の低下、目眩、吐き気などの症状が
伴う場合があります。

8)内臓性
内臓からのシグナルが
肩こりとして現れることもあります。
これを内蔵体性反射と言います。
☝よく背中や腰に指圧・マッサージや
鍼・灸を施して内臓の疲れを
とるといった施術がありますが
この逆の体性内臓反射を
利用したものです。

このように一口に肩こりの原因
と言っても様々で
その原因によって対処の仕方も
変わってきます。
とくに7)、8)には注意が必要です。

※8)において単なる内臓の疲れなら問題ないのですが重要疾患の抹消症状として肩こりが起きていると推測される場合(今までにほとんど肩こりを自覚しなかった方が突然急激に頑固な症状を訴え続けた場合など)病院での受診をお勧めさせていただくこともございます。

町田市成瀬が丘
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